先月10月5日に癌と闘病中だった父が永眠しました。癌の診断されたのが5月頃で、進行が早くあまりにもあっという間に体調が悪化していき、なすすべもなかったという状態でした。
父は自営業をしており、自宅で仕事をして時間も自由がきいたため、幼い頃は私は本当によく遊んでもらいました。父の仕事仲間の家などにも連れて行ってもらっていました。
父は釣りが好きで、幼少期には武蔵関公園に釣りに行ったりもしました。父の一番のお気に入りは東久留米にある弁天フィッシングセンターという釣り堀で、毎週末のように釣りに行ってました。(もっと家族に時間を使えと母としては不満だったようですがw)
闘病中はあっという間に体調が悪化してしまい、弁天フィッシングセンターに連れて行ってあげることが叶わないまま永眠してしまったので、納骨前に遺骨とともにお伺いしてきました。
父が亡くなった後、釣り仲間の皆さんで父を忍んで釣り大会を開催してくださったそうです。葬儀の準備も釣り仲間の人達が手伝ってくれました。父が好きだったからと、お団子のパックを買ってそれを仏前に備えたいからと行ってわざわざ家に来てくれた仲間もいました。大人の行動としてはめちゃくちゃですが、父への愛を感じ、本当に良い仲間に恵まれたんだなと思いました。
そういう仲間との思い出の場所なので、どうしても本人を連れていきたく、反対する母を説得し父の遺骨とともに訪ねてきました。お仲間から思い出話を聴けたり、良い時間になりました。母もまた来たいと言っていたので、訪問して良かったなと思います。
父とは大人になってからは2人でラグビー観戦にも行ったり、もっと親孝行して色々連れて行ったりもしたかったですが、最後にここだけはもう一度連れて行けて良かったなと思いました。
帰り際お店の農園で取れる野菜を頂いて帰りました。特に里芋がとても美味しかったです。自分は釣りをしないのでなかなか訪問しづらいですが、野菜を買いに行きたいなと思います。